この本は「塔の家」で有名な建築家の
東孝光氏が1987年に書いたものです。
丁度長男が生まれた年です。
子供の成長や生態?は時代によって変わるものでは
ないので、今も尚この本に書かれていることは
新鮮で子育て中の方に読んで頂けるといいなあ、
という100章です。
時代とともに子供の居場所や遊び場所は
どんどん無くなっていて、
お仕着せのものや大人に囲い込まれた
場所でない、子供が自由に思い切り
表現出来る場所はひと昔前よりも
必要な時代になっているのだと
思います。
子育て中のご家族の住宅を考える時は
どんな子育てをしたいか、子供との関わりかたや
教育観、価値観がそのまま空間構成、間取りに
表現される家づくりを目指します。
東氏の「塔の家」は部屋もトイレもドアの無い
開け広げの間取になっています。
そういう我が家も・・・
かろうじてトイレと浴室にはドアがありますが
個室は1つのみ。もちろん子供部屋にドアはありません。
こどものいる家づくりと子育てに関するお話は
私の子育て経験とあわせてたっぷりありますので
次回につづく、です。