このブログ投稿もすっかりご無沙汰して
しまいました。
と言いますのも、4月以降、月に2回、
京都で
「文化財マネージャー育成講座」を受講
しておりまして、
その講座内容が大変に、大変に濃〜いも
のでありまして、業務との調整、体力と
の調整にアップアップして過ごしており
ました由えのすっかりご無沙汰となって
おりました。
ヘリテージマネージャー育成講座は・・
その始まりは「阪神・淡路大震災」。
震災後の1996年に文化財の裾野を広げ
るための
「登録文化財制度」が創設され、2001
年にその制度を支える人材育成のため
に 全国に先駆けて兵庫県で
「ヘリテージマネージャー養成講習会」
が開講され、
京都では、兵庫の翌年から開催されて
います。
そして 「ヘリテージマネージャー」
(文化財マネージャー) とは
「地域に眠る歴史的文化遺産を発見し
、保存し、活用し、まちづくりに活かす
能力を持った人材」
と定義されていて、
ヘリテージマネージャーに求められる
能力 は
1 地域に眠る歴史的建造物を発掘し、
再評価する能力
2 歴史的建造物の保全・活用提案が
できる能力
3 地域固有の文化・風景について常に
研鑽し熟知する能力
4 伝統工法の知恵に学ぶ謙虚さと確
かな技術力
5 地域に入り、地域の人たちとともに
汗を流し、歴史的建造物を地域の財
産として地域ぐるみで大切にしてい
く環境づくりを行っていく貢献力
。。。この内容、半年間で何となくでも
流れと何が必要な要素であるかを掴むだ
けでもただ事ではない奥深さとその範囲
の広さ、です。
そして奥深すぎて、知識として知ってい
くだけでも果てしない「京都の歴史」、
京都という町にずっと積み上げられ、
表面上は見えなくなりつつあっても確実
にそこに存在する人々の暮らしの歴史に
圧倒され、知ることの面白さを実感し続
けた半年間でもありました。
このおはなしは、続編につづきます。