今年の冬は「暖冬」という長期予報でしたのに、
それでもやっぱり「冬は寒い❄️」です。
なるべく省エネで暖かく、と心がけても、
30年近く前に新築された住宅の断熱性能は、やはり、
温めても暖めても、熱が奪われる感じは否めません。
室内にいてもシンシンと体の芯が冷えて、ゆっくりお風呂も
入りにくい、寝室も暖房を入れていても、夜間の室内の空気は
冷たい、感じがするというお家もまだまだ多いと思います。
オカモトさんの「まるで炬燵」シリーズのソックスやレッグ
ウォーマーがヒット商品になるということは、まだまだ寒い職場や
住まいが少なくないということでもあると思います。
最近、古いお家を建て替えされた方が、断熱性能の違いによる
住まいの温かさと快適性を実感されているとお話されていました。
そのお家は特に床暖房などを導入されたわけではないの
ですが、床面や窓から冷気や冷たさが伝わる感じもなく、
気持ちよく過ごせるとのことでした。
私自身、築30年近い住宅と断熱等級を意識して建てた
住宅とを利用して、その違いを痛切に実感しています。
「芯から体が冷えている」ことは、健康面はもちろん、
生活の質に大きく影響します。
改修によって断熱性能を高める際は、機密性の逆効果に
よる内部結露などにも十分配慮した設計施工が肝心です。
改修の際には特に、信頼できる専門家に相談されることを
お勧めします。
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