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ついの住まいづくり

省エネ基準、新築だけでは・・・

下の表は今の住まいの「住替え・建替・リフォ
ーム」についての意向を調査したものです。

年齢が上がるにつれて、住替えや建替、リフォ
ームをしたい人の割合は減っています。

今、住む場所があって大きな不自由を感じてい
なければ、あえて、経済的に負担のかかること
をしたくない、と思うのは当然です。

アンケートの結果でも各年代30−40%の人
が「現在の住まいに満足しているから」を理由
にしています。


ところが、です。
「既存住宅の断熱性能について」を見てみ
ると、平成11年基準を満たしている住宅
は約5000万戸の既存住宅のうちのわずか
5%しかありません。

平成11年基準ではもちろん、もっと言え
ば平成28年基準をどうにかクリアしてい
るだけではやはり省エネ効果があるほどの
断熱性能にはなっていないというのが現実
です。


「今の住まいに満足している」のは、これま
での暮らしが日常になっていることで、その
問題に気づかないで生活されているケースが
たくさん存在する、ということなのではない
かと思います。

おばあちゃんの寝室からトイレまで、長く寒
い廊下を歩き、そしてそのトイレは「屋外」
にある・・
昭和40年−50年までに建てられた住宅では
そんなこともあります。

「ずっとそうしてきたから」≠「問題がない」
ではありません。
よく考えたらじっと我慢していることは
たくさんあります。

たくさんの費用をかけて建替と同じくらいお
金がかかるようなことは誰もがそうそうでき
ることではありませんが、

少しでも快適な住まいになるように、小さな
改善で効果を得られる改修の方法をそれぞれ
の問題に応じてご提案・プランニングさせて
頂いています。




(資料:国土交通省 既存住宅ストックの
現状について より掲載しています)