近江山河抄を読んで、そこに書かれている
場所、ひとつひとつに行ってみたい、と思
っていたところへ
大津市歴史博物館から次回企画の案内が送
られてきました。
次回企画(2月27日〜4月11日)
「芭蕉翁絵詞伝と義仲寺」、
「松尾芭蕉の旅の人生を辿る40mの
大絵巻!門外不出を経て、初の全巻公開」。
本の中では義仲寺は登場してこないのです
が大津のお寺に芭蕉さんのお墓があるとも
全く知らなかったこともあって、この機会に
訪ねてみることにしました。
京阪電鉄膳所駅から歩いて3−4分の所にあ
るのですが、膳所駅から近いので当然周辺は
すっかり近現代の建物たちに入れ替わり、歴
史ある建物、古い街並みはほぼ残されていま
せん。そんな普通の通り沿いに義仲寺はあり
ます。
このお寺には
木曽義仲のお墓とそして日々木曽義仲の
供養をされた巴御前のお墓もあります。
そして、
のちの時代によくここに滞在したことなど
のいきさつから本人の遺言によって松尾芭
蕉もこの義仲寺に眠っているのだそうです。
(その後、18世紀中頃には荒廃していた
このお寺を蝶夢法師が復興した際に松尾芭
蕉絵詞伝を制作し、それ以降門外不出であ
ったものを今回企画で公開する、というこ
とです。)
この画像は翁堂(芭蕉堂)。天井絵は伊藤
若冲筆四季花卉の図。
http://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/news/2023.html
もう少し温かくなったら、「近江山河抄」
を辿って出かけていきたいと思います。
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