園城寺の敷地全体、となるとどこまで？というほど
広いです。
目立たないところに設置されて、ちょっと古い感じの
この「自然の道」案内看板。
この案内図によれば、大津市歴史博物館の横から道が
あって法明院とフェノロサのお墓に行ける、ように
描いてある・・・ので行こうとしたら、そこは
道なき道、獣道？・・・ワンコを連れて行って
立ち往生しない保証はない、ような雰囲気なので
調べてからにしましょう、ということで引き返して
出直しです。
（調べたところ、現状は歩けるような「道」では
ない様子、です）
この園城寺の案内図に描かれている
新羅善神堂は国宝です！
南北朝時代 １３４７年造立 されたとされています。
檜皮葺の流れるような美しいカーブの屋根、簡素な中
に整った美しさをもつ建物らしい。
写真で見るとやっぱり 美しい。。。
えっ！行ってないんですか？？って、、、
この新羅善神堂の建つ場所は
大津市役所北に 弘文天皇陵がありまして、その北に
大きな大きな鳥居があります。その鳥居をくぐって
歩いていくとこの新羅善神堂があるのだそうです。
その鳥居の中の一体の敷地は樹齢の古い立派な
大木がたくさんあって、「何か神聖な場所」と
感じられる雰囲気を持っているのですが、
なにせ、人の手が入れられている様子がなく、
下草が生茂り、鬱蒼としてしまっています。
さっきの法明院への道ほどではないけれど、
その鳥居の先に立ち入るのは、ちょっと調べてから
にしましょう、となる感じなのです。
その神聖な敷地一体は、きれいに手を入れて管理
されたら、京都の下鴨神社の「糺の森」のような
雰囲気になるのではないかと思わせるものがあり
ました。・・・
ぜひとも、宮内庁さん、きれいに手を入れて差し上げ
てほしいです。
調べてみたことろ、新羅善神堂へは行けるようなので
次回は、勇気をもって訪れてみたいと思います。
お写真はその時にまた。