ここまで、岐阜県の他に近江八幡市、
東近江市、彦根市などの主に古民家
や、空き家バンク情報をもとにいくつか
物件を見てまわり、エリア情報も調べて
きました。
知らない地域の土地に住むという
ことは不動産情報に載らない、長くその
地で生活している人に聞かないと出てこない
情報、しかも暮らすとなればとても重要に
なってくる情報があります。
それは多くの場合、不動産業者は教えてくれ
ません。
空き家バンクの難しさも実感しました。
地方では、ご先祖様からその地に住んでいた
その家を「売る」、「貸す」ことはご近所の手前、
はばかられる、ということで空き家になっていても
なかなか人目につくように売却したり貸したり
することが簡単ではないという地方の役所の担当者
さんのお話です。
また、実際に空き家バンクに登録されている物件の
多くは家財もお仏壇もすべてそのまま、のケースも
多く、現実問題として「譲渡する」、「賃貸する」
状況にたどり着くまでに至るのか、という状況です。
それらの問題を総合的に解決して空き家をなくして
行こうという動きは様々なところで進めているよう
なので少しずつ変化しているのかもしれません。
今回訪問は滋賀県 大津市の北部
土地の価格は都市計画区域内と調整区域
(団地として許可されたエリアが滋賀県には
多く存在しています。)で大きく違うのでその
価格に惹かれて検討してみました。
・現状は、チラリと琵琶湖が見えます。
・価格は懐に優しいです。
・自然に恵まれています。
・車で移動すれば京都まで近いです。
(歴史、文化、芸術に触れられる)
でも私の考えるデュアルライフ物件
基本条件に照らし合わせてみると
デュアルライフ物件探しの
条件は
✕1 名古屋から公共交通で行き来しやすいこと
(自動車でなければ行き来がとても不便な場所
は避ける)
○2 ワンのお散歩、歩いていろいろ行ける場所
△3 歴史、文化、自然、芸術に触れる環境が
身近にあること
✕4 病院、買い物の問題が普通に解決できる地域
✕5 都市計画区域内
○6 賃貸が可能なら賃貸で。
購入の場合は安く購入できる物件で。
△7 可能であれば、眺望など他で得ることが難しい
立地であること
この物件はやはり 調整区域にある、という
ことで見送ります。
つづく・・・
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