セイナッツァロの村役場
(A.アアルト/1950-52)
第二次世界大戦後の資材の乏しい
厳しい状況の中で建てられたので
木造の骨組みとレンガの壁、銅板
の屋根で簡素に造られた・・・と
説明されていますが、今の感覚では
銅板の屋根を「簡素」とは言い難い
と、まず思いました。
この時代の限られた資材として「赤煉瓦」
を多用した「赤の時代」の代表作でもあり
ます。
この階段・・・
コエタロ でも見たような
階段を上るとこの中庭へ
議場への階段の手すり
議場への階段アプローチがハイサイドライト
だけの遮断された空間になっているのとは対照
的に中庭に面する回廊は天井までの大きな開口
が回廊に沿ってL字に連続していて開放感ある
明るい空間
議場の内部と屋根木架構=バタフライ
把手 主玄関の把手(左写真)
と執務室の把手(右写真)
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