森の墓地(E.G.アスプルンド/1915-40)
マルクス教会からさほど遠くないところに
世界遺産の森の墓地はあります。
書籍をはじめさまざま紹介されていて
一度は訪れたい場所のひとつだった
「森の墓地」。
広々とした敷地内にまっすぐに伸びる石敷きの
道、そして遠くに見える石の十字架。
右手に「瞑想の丘」が見えます。この
瞑想の丘と復活の礼拝堂はマルクス教会の
設計者でもある レヴェレンツによって
つくられた施設です。
瞑想の丘から復活の礼拝堂までまっすぐに
通された小道。
現地ガイドさんの説明では、
この道の進行方向の方角について、造られる
際にレヴェレンツ と施主側とでなかなか
合意に至らなかったとか。
瞑想の丘に立って、復活の礼拝堂の方向を見る
復活の礼拝堂への小道
丘方向から見る「森の墓地」の中心施設「大礼拝堂」と「火葬場」
石の十字架と 雲の十字架
大切な人とのお別れの時を過ごす場所と
して、広大な緑の中、人の気持ちを大切に
考えて造られているのだと感じます。
この墓地で送られることができるのはとても
幸せなこと。
日本のお墓の現状とあり方、自分の家族の
こと、いろいろな思いを抱きながら真っ直ぐ
な道を歩いてきました。