マルクス教会
(シーグルド・レヴェレンツ /1960/ストック
ホルム)
レヴェレンツ の代表作のこの教会はゆったり
と時間が流れる感じの,気持ちのいい白樺の
木立の中にあります。
森の斎場をアスプルンド と共に設計した
レヴェレンツ ・・・
実際にこのレヴェレンツの建物を見ると、
想像以上に魅了されます。
その外観を見て
白井晟一氏の建築と空間を思い起こすのは
私だけでしょうか・・
マルクス教会のレンガの積み方は
目地、と言っていいのかどうか、という
ほど目地が大きく、目地とレンガがほぼ
面一になっています。
開口部が少ないレンガ積みの建物の内部は暗
く、その暗さで照明などの光が輝いて見えま
す。
高い高いレンガの変形ヴォールト天井の形状
はレヴェレンツが少年時代に水中で見たボー
トの底の美しいフォルムから考えられたと言
われています。
外壁・・焼き煉瓦+モルタル
内部天井・・
鉄骨に支持された変形ヴォールト
煉瓦天井