「不動産購入の流れとポイント」
A 新築 建売・売り建て・マンション
この場合は、建売業者・販売業者の物件を購入するので業者にお任せで全ての
事柄が進んでいきます。だからこそ、ご自身の目でひとつひとつ確認しながら
納得のいく購入になるようにしましょう。
建物の構造や内装など、ご自身で物件の判断をすることに不安な場合は、
建築士に依頼して同行してもらうなど専門家の目でみてもらうこともできます。
今は内覧会同行のサービスも増えていますのでそれらを利用されてもいいかもしれ
ません。
マンションの場合は専有部分のみに気がいきがちですが、全体の構造がもっとも
大切でしかも分かりにくい部分です。購入前に知ることができることの限界は
ありますが気になる部分などについてはきちんと業者に説明をしてもらいましょう。
しっかりした体制の良心的な業者さんであれば、誠実に対応をしてもらえます。
B 注文住宅
土地取得からの注文住宅や買い替えの後の新築注文住宅をお考えの場合に
「不動産業者」さんに相談されることがほとんどかと思います。
それぞれの状況にあった生活のための立地は、一般的な土地の評価としての
価値とは違う意味を持っています。
高度経済成長期の以前の時代のように親子が住み継ぐ住宅であれば、その人に
とって価値あるもので、快適な生活ができるかどうかの基準だけで選択をできた
のですが、子供たちの進路によっては親の家を住み継がないケースの方が多くなって
います。
将来、「住み替える」可能性が高いこれからの家づくりは、やはり自分にとっての
価値に加えて住み替えの際に資金化できるかどうか、という土地の価値をよく検討
して購入されることをおすすめします。