滋賀のいえ、工程は外壁まできました。
そとん壁のラス下地と下塗りの様子です。
住まいを考える時、ハウスメーカーもマンシ
ョンも未だに1人1つづつの完全個室がある
ことを前提に何を疑うこともなく、「それ以
外ありえないでしょ!」な感じですが、古い
日本の家は結界がフレキシブル。
その場、そのときに合わせて使い方を変化さ
せられる空間の分量が多い方が、住む人の気
持ちも豊かになっていくように思います。
というわけで コトトマで設計をしたこの家
も、寝室は1つだけしかありません。
下の画像はベッドコーナーにも変化する
「アルコーブソファ」の部分の制作中の写真
です。
ベッドにするのでマットレスはシェララフィ
アを使用して特注のカバーで包むことでソフ
ァとしての雰囲気に仕上げます。
普段の家族の人数と、誰かがお泊まりする場
合のことを考えて。でも日常を主体に、臨時
の時の変化のさせ方を工夫します。
来客宿泊に備えて、椅子の選択にも工夫をし
ました。
完成時にあらためて画像を掲載してご紹介い
たします。
News & Event
ニュース&イベント