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ついの住まいづくり

働き方改革 〜働かない時代の住まい〜

戦後、日本の成長の時代に作られた様々な
「常識」「社会構造」「経済」などは
経済的な成長が中心にあったのだと思います。

経済も人口も縮小していく時代に「働き方改
革」でこれから先の労働時間の制約と収入へ
の影響を考えた時、住まい方、暮らし方、人
の幸せなどについての感覚もそれに伴って、
自然に変化していくのだとも思います。

ネット検索で住宅を探すときの検索条件につ
いては住宅を「つくる側」としては違和感を
もともと持っていました。
画一的な条件検索で一人一人の価値観に対応
した物件を探すのは「画一的な幸せ感」で充
満している時代ではなくなっている現在とこ
れからの住まい探しにはあまり有効ではなく
なっていて、そんな中で「東京R不動産」、
「物件ファン」などのサイトに根強いファンが
増えているのだと思います。

そして、リノベーション賃貸の仕組みが注目
されるのは、「自分の住まい」作りを自分で
手がけることを通じて、「こんな暮らしをし
たい」「こんな家にしたい」と考え、自らの
価値観とどんな生き方がしたいのかなどを自
分の中ではっきりと掴める体験が住まいを得
る中でとても大切だからだと思います。

北欧の暮らし方を観察しつつ日本人らしい幸
せな暮らしの住処を見つける時代に変わって
いくのだと思います。