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住まい循環プロジェクト

既存住宅現況調査技術者



既存住宅現況調査技術者

人口減少によって戸数としては既存住宅を
活用すれば足りていく、どころかそれでも
空家はたくさんあるという時代を見越して
既存住宅を有効に循環利用できるシステムを
つくって、安心して中古住宅を買うことができる
ように、建物診断をするのが建物状況調査、
いわゆる「インスペクション」です。

 

その調査は信頼できるものでないといけない
ので調査する人を一定の資格者に限定すること
になってその資格が「既存住宅状況調査技術者」
です。

 

この資格者が調査した評価により瑕疵保険を
かけることができます。


数年前に「既存住宅現況検査技術者」という
ものができたのですが、今年の2月にまた、名称が
微妙に違う「既存住宅状況調査技術者」制度がそれ
に代わりました。


ということで、新しい資格への移行講習を5月に
受けて、先日、資格者証が届きました。

 

実際の売買においては確認申請の書類や図面が
揃わないことも多いのですが、

安心して売買をするためには、現況の調査ととも
に、確認申請や図面、修繕・リフォーム履歴など
を残すシステムが必要で、それの整備も進められて
行くことになります。

 

中古住宅についての流通システムはここ数年で
制度化が進んでいます。

「中古住宅」が魅力的なものとして新築と
どちらにしようか迷うようなものにして行く
アイデアをプラスしていく、そこに空間デザイン
のセンスが活かせると考えています。