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住まい循環プロジェクト

愛知県のこれから

コトトマは愛知県名古屋市にあります。
名古屋と言えば「リニア」開通により
大きく変わるということで、名古屋駅
周辺の不動産の価格は上昇し、
その中でも割安とされた古い町も
次々と新たな建物に変わって行っています。

古くからの地元の人の感覚では、
住むのには適さないと思っていたエリアとか、
長年、行政や企業の開発によっても環境が
好転しないエリアとかも、
「今はそんなことを言っている人はいないで
すよ、〇〇は今、住宅地として人気なんですよ」

という状況で売買されていっています。

他県や他国からの投資では見えない地元事情、
歴史、それは建物を更新して大きく変化する
場合もあるのだと思いますが、「環境」は
簡単には出来上がらないという気がします。

「住宅を買う」というと、「家」という建物
だけを評価しがちです。どのような環境にその
家が建っているのかがとても大切だと思います。

「孟母三遷」は「家」という建物ではなく、
子供の年齢や成長に合わせて環境を変えた、という
ことで、この考えと感覚がとても大切と思います。

それは一時報道された 富裕層が住む街とか
いう「差別」にあたるという意味の環境ではなく

自然が多く残っている、その地域の人たちが
協力してその環境を守ろうとしている、とか
住む人の心に由来してできた「環境」をみていく
ことが根づけば、住宅の価値が新築なのか中古
なのかに焦点があたらず、どこに建っているのか、
どんな環境にあるのか、が一番重要なこととして
住まいを考えることが

国や愛知県の住生活基本計画を実現するための
大事なポイントだと思います。