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建物探訪

東京ステーションギャラリー



出張で少し遠くに出かける際、特に関東圏へ
でかける時は、会期中の展覧会などをチェック
して、立ち寄れそうな時は事前にチケットを
などを入手して行きます。
名古屋から東京まで2時間、会社からなら
2時間半の時間と、そして旅費をかけて移動
するのだから、できるだけたくさんの刺激を
もらい、仕事につなげる学びとしたいと、
スケジュール的についつい欲張ってしまいます。

今回は、国立西洋美術館の コルビジェと
ここ、東京ステーションギャラリーの
アアルトに行ってきました。



夕方の東京駅の賑わいの中で、静かな
雰囲気のギャラリー入口。
アアルトの展示点数も思っていたより多く、
もう少しゆったりと時間を確保して行けば
良かった・・・です。

写真のレンガは
3階展示室から2階への階段室。

東京駅丸の内駅舎の創建当時の構造用レンガ
です。レンガの表面の凹みは何でしょう?と
調べてみると、もともとレンガの表面には漆喰
が塗られていたので、漆喰を塗る際に漆喰とレ
ンガを密着させるために削っていたとのこと。
復原工事で漆喰をはがしたのでレンガが露出し
ています。

黒い部分は木レンガ。

この重要文化財のギャラリーは、中にいる
間は東京駅であるということを全く忘れて
楽しめるとても贅沢な空間です。