ので、もうそろそろ下りてくるかと待機中
です。
２月は寒いので実質３月着工の様相、です。
そんな中、キッチン、で悩んでます。
滋賀の家は
住まい手の内面とだけ向き合って、心地の良い
環境、住む人の価値観をそのままに簡素に、そ
して設備や建具などの装置はシンプルだけれど
機能的に。
ミニマル（ミニマム）に、そして住まい手の気
持ちの充足が一番大切なこと。
なので当然、ゴージャスなピカピカのキッチン
は今回は除外です。業務用を選択する方も
増えているようですが、キッチン内の油の
付着の現実と主婦としてお掃除をしてきた方は
「掃除のしやすさ」も大きな条件に入ってきま
す。
扉無しのオープンは、この汚れと埃との戦いと
なりますから、今回はこれも除外。
予算を抑えてキッチンを選ぼうとすると、シス
テムキッチンのセットを選ぶのが一番予算に優
しい・・けれど、シンプルなデザインのものは
無い、のです。
何かかにかしてくれているので、削ぎ落とされ
た美しさ、みたいなものは無く、それを求める
ととんでもない価格帯へと突入していってしま
う。
部分的に使って、切って貼ってすると、またこ
れがコンセプトを無視したおかしなことになっ
ていくし。
子供が自立した後の５０代以降の夫婦で、それ
ほど手の込んだ料理をすることも無くなってい
るのでとうとう
「キッチン、要る？？」
「無くてもいいか・・」
「カセットフーとシンクがあればどうにかなる
か」・・・💧
古民家の台所を参考にしたら、火口とシンクが
あれば事足りるので、たいそうにシステムキッ
チンにしなくても「キッチンセット」でもいい
のです。
家全体の雰囲気を壊さず、さりげなく主張しな
いで存在して「あっ、そこにキッチン有ったの
？」という風が理想です。
既成品では見つけられない、やっぱりオーダー
で、どこまでシンプルにできるか、家具製作の
Sさんにはお世話をかけてごめんなさい、です
が調整、打ち合わせ中です。
